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文字密度の物質化

The weight of typography
01 / TYPOGRAPHY / OBJECT2025—2026個人制作 / 全工程を担当

文字の集合構造が生む重量感を、実体として手に取れるようにした作品。紙、クッション材、透明フィルムを組み合わせ、「読む前に感じる重さ」を、触れられる形で表現する。

HEAVY 900 と印字された箱と透明なクッション材
制作の問い

文字は、どれくらい重いのか。

文字の密度や太さが異なる五種類の箱を制作し、それぞれに異なる充填素材を組み合わせた。タイポグラフィを箱の展開図に落とし込み、印刷面と立体の関係を探った。

印刷面の密度と内部の素材を組み合わせ、視覚的な重さと手に取った感覚の関係を探った。

軽

細い字画に、透明なエアクッションを合わせた。見えるのに重さのない素材を選び、最も軽い文字がどこまで軽く見えるかを確かめる。

重

最も太い字画に、最も重い素材である黒い石を合わせた。黒箱に黒石を詰め、面の黒と中身の質量を重ねて「重さ」を確かめる。

空

充填物を入れず、大きく裁断した紙片だけを入れた箱体。何も詰めない状態を基準に置き、字画の太さだけで生まれる重さを測る。

密

細かく裂いた紙絲と断裁紙片を詰め、内部の密度を上げた。詰め物が密になるほど、字画の太さと合わさって重さが増して見えるかを確かめる。

乱

文字を大きく間隔を空けて配置し、位置も整列から外した。充填物を入れず、組版そのものの乱れが重さの印象をどう変えるかを確かめる。

展開図

五つの箱体を展開し、型抜き線と折り目まで記録した印刷用データ。Designed by L'Étranger Type Lab.

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